南海電鉄の特急ラピートの台車に亀裂が見つかった問題で、同社取締役の梶谷知志・鉄道営業本部長が30日、記者会見し「関係する皆さまに多大な心配、不安な思いをお掛けしたことを深くおわびする」と謝罪した。問題を受けた同社の会見は初めて。

 梶谷氏は、今回の亀裂発生を重大インシデントと認定した国土交通省運輸安全委員会の調査に全面的に協力するとし「台車の安全確保に向けた対策に全力を尽くす」と述べた。

 南海によると、23日夕、運行中に車掌が車両の連結部分から金属がこすれる音がするのに気付き、運行終了後に点検した結果、台車にあるモーター付近の溶接部分で亀裂が見つかった。