2016年の台風10号豪雨災害から3年を迎えた30日、関連死を含め25人が犠牲となった岩手県岩泉町で追悼慰霊式が営まれ、住民ら約260人が犠牲者を悼んだ。中居健一町長は式辞で「災害の記憶を受け継ぎ、町民とともに防災・減災の一層の強化に取り組む」と誓った。町は式の開催を今年で最後とする方針。

 母ミネさん=当時(93)=を亡くした岩泉町の穂高恵美子さん(68)は「育ててくれたことの感謝と、助けられなかった申し訳なさを祈りに込めた。落ち込んでばかりではなく、前向きに生きたい」と話した。

 岩手県では、関連死を含め27人が死亡、1人が行方不明のままだ。