安倍晋三首相は30日、第7回「アフリカ開発会議(TICAD)」の閉幕を受けて記者会見し、インフラ整備で融資を受けた一部の国が債務超過に陥る中国の「借金漬け外交」を念頭に、懸念を表明した。「アフリカ支援に当たっては、対象国の債務負担が過剰にならないようにしなければならない。持続的発展が肝要だ」と述べた。財政、経済分野での人材育成などソフト面の貢献を重視する考えも強調した。

 会議では、政府主導の資金投入より民間投資の後押しに軸足を置く姿勢を打ち出しており、「量より質」を掲げる日本式の取り組みを通じてアフリカと関係強化を進める方針だ。