【サンパウロ共同】南米コロンビアからの報道によると、半世紀以上にわたって政府と内戦を繰り広げ、2016年に和平合意に達した左翼ゲリラ、コロンビア革命軍の元構成員らが29日、戦闘の再開を宣言するビデオ声明を出した。18年に就任した右派ドゥケ大統領が和平合意を順守していないことを理由としている。

 声明では、かつて政府との和平交渉に当たったイバン・マルケス元幹部が武装した元構成員らと共に「反乱闘争の継続は、和平合意への国の裏切りに対する回答だ」と訴えた。

 和平合意を巡っては、殺人や誘拐など数々の罪を犯してきたFARCに政府が譲歩しすぎたとの批判が根強い。