【バンコク共同】米海軍と東南アジア諸国連合(ASEAN)が年内に予定している初の共同海洋演習は、南シナ海領有権問題の係争海域を避け、タイ近海で9月上旬に実施する計画であることが分かった。ASEANの軍事筋が3日までに明らかにした。

 中国は南シナ海に独自の境界線「九段線」を引き、主権を主張している。ベトナムやフィリピンなどと領有権を争う南沙(英語名スプラトリー)諸島や西沙(同パラセル)諸島は九段線内にあるが、線外の海域で演習することで中国をけん制しつつも過度な刺激を避ける判断とみられる。