男女の機微や人生の哀歓を軽やかにつづった小説で人気を博し、6月に91歳で死去した作家田辺聖子さんのお別れの会が3日、兵庫県伊丹市のホテルで開かれた。

 田辺さんが大ファンだったことで知られる宝塚歌劇団で星組トップスターを務めた瀬戸内美八さんが、作家瀬戸内寂聴さんの「この世で巡り合い、小説を通して知り合い、いつの間にかすっかり気を許しあった親友になっていたことは、今振り返っても、心の弾んでくるうれしいうれしいことでした」との弔辞を代読。

 祭壇は花で本を大きく開いた形にデザインされ、大好きだったスヌーピーのぬいぐるみと一緒にほほ笑む田辺さんの遺影が飾られた。