【バンコク共同】米国務省高官は2日、日米韓外相会談が開かれたバンコクで記者団の取材に応じ、日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)が破棄されれば「米国の安全保障上の利益も危険にさらされる」と述べ、日韓両政府に自制を求めた。

 同協定は軍事上の機密情報共有を可能にする仕組みで、8月下旬に更新するかどうか判断する期限を迎える。韓国では日本の輸出規制強化に対抗し、破棄をちらつかせる発言が出ている。

 米高官は「米国は仲裁、仲介に関心はない」としながらも「北朝鮮に対する共同戦線がこれまでのように機能しなくなれば、非核化を促すことが困難になる」と述べた。