九州北部の記録的大雨で佐賀県大町町の鉄工所から油が流出した問題で、付近を流れる六角川の河口近くの有明海で油膜が広がっているのを国土交通省が29日、ヘリコプターから確認した。鉄工所の油が六角川水系を通じて流れ出た可能性もあり、国交省はフェンスを設置するなどの対策を講じた。

 大町町によると、28日午前から河川への流出を防ぐ対策を取っていたが、一部が不十分だった可能性があるという。佐賀県などと原因の特定を急いでいる。

 油が流出したのは「佐賀鉄工所大町工場」。六角川河口の上流20キロ弱の場所にある。