大相撲秋場所(9月8日初日・両国国技館)を通算3度目のかど番で迎える大関栃ノ心が29日、東京都墨田区の出羽海部屋へ出稽古し、関脇御嶽海らと12番取り、10勝2敗だった。勝ち数はまずまずだが、名古屋場所途中休場の引き金となった古傷の右膝が万全ではなく「まだまだ力が入らない。左足だけで相撲を取っている感じ」と、すっきりしない表情だった。

 左肩にも故障を抱える中、まわしを取ってからの引き付けは健在。そこから一気に寄り切れず、振ってから攻め直すなど出足に力強さを欠いた。碧山との稽古では右膝をかばって途中で相撲をやめる場面もあった。