北海道長沼町で、ビニールハウスの骨組みにつるをはわせて空中で育てる「空飛ぶカボチャ」が収穫の時期を迎えた。29日、ハウス2棟に4種類約1700個が鈴なりに実り、カボチャのトンネルのようだった。

 肥料や農業資材を販売する「新生商事」(岩見沢市)がビニールハウスの活用やカボチャのブランド化を目指して栽培技術を開発した。栽培担当の生田昇さん(39)は「カボチャ本来の風味が強く、ホクホクして甘みがある」と胸を張る。

 露地栽培より日光が均一に当たり鮮やかな色になるほか、収穫の時期がわかるため品質が安定するという。9月上旬に収穫し、東京などの市場に出回る。