鹿児島市の桜島港で2018年7月、桜島フェリーが岸壁に衝突した事故で、運輸安全委員会は29日、別のフェリーのスクリューから生じた強い水流で流されたことが原因とする調査報告書を公表した。

 報告書によると、18年7月28日午後1時45分ごろ、鹿児島港から桜島港に着いた第18桜島丸(1240トン、乗客乗員180人)が着岸の際に流されて右船首部が岸壁に衝突、19人が転倒するなどして重軽傷を負った。

 当時、近くで別のフェリーが岸壁から離れないようにするため両舷のスクリューを回しており、水流が進路を左から横切って流れていた。