静岡県・伊豆半島沖で2017年6月、米イージス艦とフィリピン船籍のコンテナ船が衝突、イージス艦の乗組員7人が死亡した事故で、運輸安全委員会は29日、イージス艦側の見張りが不適切だったとする調査報告書を公表した。近くを航行する別の船に気を取られた上、レーダーの調整不足でコンテナ船の動向を把握できなかった。

 報告書によると、17年6月17日午前1時半ごろ、南進中のイージス駆逐艦フィッツジェラルド(8261トン)と、北東へ航行していたコンテナ船ACXクリスタル(2万9060トン)が衝突。イージス艦の居室部分に浸水し乗組員7人が水死、艦長ら3人も負傷した。