【ジュネーブ共同】ジュネーブで開かれたワシントン条約締約国会議は28日、野生生物の国際取引規制を巡る約10日間の協議を終え閉幕した。焦点だった各国の象牙市場の一律閉鎖は見送り、市場を維持する日本などに違法取引の防止策の報告を求めることに正式合意。日本でペット需要が高いコツメカワウソの国際取引の原則禁止や、かまぼこの材料に使われるサメの一種アオザメの規制追加なども決めた。

 象牙の報告は来年の常設委員会が期限。日本は「国内市場は厳格に管理されており違法取引や密猟とは無関係」との立場だ。一方、既に国内市場を閉鎖した中国で、日本からの密輸が相次ぎ摘発されている。