スタンガンで11~17歳の子ども3人を虐待したとして、傷害と暴行の罪に問われた父親の無職後藤孝宏被告(46)=北九州市小倉南区=に、福岡地裁小倉支部は28日、「常軌を逸した手法だ」として懲役2年、保護観察付き執行猶予4年(求刑懲役2年)の判決を言い渡した。

 松村一成裁判官は「家庭内ルールに徹底的に従わせようと、罰として電気ショックを与えた。教育方針は独善的で、子どもに容易には癒えない心の傷を与えた」と指摘。その上で、被告が子どもたちと距離を置くと約束したことなどを踏まえ、保護観察を条件に、刑の執行を猶予した。