2016年4月の熊本地震で被災した熊本県阿蘇市の阿蘇神社は28日、国指定重要文化財で倒壊した楼門の組み立て工事が始まるのを前に、安全祈願祭を開いた。

 楼門は2度目の「本震」で全壊し、昨年9月までに柱や梁など1万個以上の部材に解体された。今後は部材を補修しながら土台の耐震工事や組み立て作業などを行い、23年度までの再建を目指す。全壊した拝殿の再建工事にも着手する。

 神社では、楼門以外で国の重要文化財に指定されている神殿など5棟も損壊したが、今年3月までに修復を終えている。

 祈願祭には市幹部や工事関係者ら約70人が参加した。