和歌山県立医科大病院は、他のがんと比べて治療が難しいといわれる膵がん治療の専門施設「膵がんセンター」を9月1日に開設する。大学によると、膵がんに特化した施設は珍しい。山上裕機病院長は28日の記者会見で「最終目標は膵がんの克服。患者の相談や治療にセンター全体で対応していく」と話した。

 膵がんは腹部の違和感や食欲不振、体重減少など、他の病気と症状が大きく変わらず、早期発見が難しいといわれる。

 センターでは早期発見を目指し、高解像度の超音波内視鏡検査を実施。新たな治療法の研究にも注力する。膵がんに関し、県内外の患者からの相談を受け付けるホットラインを設置する。