伝統の枠にとどまらず、箏表現の可能性を広げた箏曲家の野坂操寿さん(のさか・そうじゅ、本名恵子=けいこ)さんが27日午前3時17分、急性骨髄性白血病のため東京都内の自宅で死去した。81歳。東京都出身。葬儀・告別式は未定。喪主は長男小宮顕(こみや・けん)さん、長女野坂恵璃(のさか・えり)さん。

 「生田流箏曲松の実会」家元で母親の初代操寿に師事。古典の演奏だけでなく、クラシックなど西洋音楽との融合を目指した。

 2003年に紫綬褒章、2代目操寿を襲名。09年旭日小綬章、11年日本芸術院賞、15年文化功労者。