南海電鉄の特急「ラピート」の台車に亀裂が見つかった問題で、運輸安全委員会の鉄道事故調査官は27日、大阪府泉佐野市の車両基地で台車を確認した後、記者団に対し「脱線につながる可能性もあった」と指摘した。

 調査官によると、亀裂のあった部分は鉄製。溶接された部分で横方向に約14センチの亀裂があった。運輸安全委は重大インシデントと位置付けており、調査官は「亀裂があるまま走行すると、部品の落下や脱線など最悪の事態につながりかねない。異常音の中で走行を続けたことが正しかったかどうかなど、今後調査したい」と述べた。