【ビアリッツ共同】トランプ米大統領は26日、日本車への高関税は「私が望めば今後できる」と述べ、将来的な発動は可能だとの認識を示した。ただ「現時点では検討していない」とも強調した。日米貿易交渉が大枠合意した後も、日本車への高関税を貿易不均衡是正に向けて譲歩を迫る交渉カードとして温存する方針とみられる。フランス南西部ビアリッツの先進7カ国首脳会議(G7サミット)閉幕後の記者会見で語った。

 トランプ氏は大枠合意を評価しつつも、「日本は長年にわたり巨額の対米貿易黒字を出している。ひどく一方的でばかげた状態だ」と不満を訴えた。