長崎の被爆者らでつくる5団体の一つ、「長崎県被爆者手帳友の会」は27日、長崎市で役員会を開き、7月に死去した前会長の井原東洋一さん=当時(83)=の後任に、日赤長崎原爆病院名誉院長の朝長万左男さん(76)を選出した。

 朝長さんは記者会見で「『核も戦争もない地球を子供たちへ』が会の理念。実現に向け努力したい」と語った。高齢化が進む被爆者団体の発信力を維持するため「他の団体と連携を深めたい」とも述べた。

 1945年8月9日、2歳の時に爆心地から約2・7キロの自宅で被爆。長崎大で原爆の後遺症の一つである白血病の研究に取り組み、核兵器の非人道性を訴えてきた。