厚生労働省は27日、2020年度予算の概算要求を総額32兆6234億円と発表した。過去最大となる。19年度当初予算に比べ6593億円増えた。景気や雇用環境が厳しい時代に卒業した「就職氷河期世代」の就労や社会参加を支援するため653億円を計上した。

 医療や年金、介護といった社会保障費は高齢化に伴う自然増として5300億円を見込む。財務省は年末までの予算編成で圧縮を検討する。

 氷河期世代への支援として、失業者や非正規で働く人を正社員として雇った企業への助成金の拡充に向け12億円を盛り込んだ。