【ワシントン共同】米国防総省は26日、中国が南シナ海でベトナムの資源開発への干渉を再開したとして、批判する声明を発表した。中国と東南アジア諸国の力の差を念頭に「いじめ戦術では隣国の信頼も国際社会の尊敬も勝ち取れない」と強調した。

 中国とベトナムは南シナ海の南沙(スプラトリー)諸島の領有権を巡り対立。中国の海洋調査船が7月以降、海警局の艦船を引き連れ、同諸島周辺のベトナムの排他的経済水域(EEZ)内で活動し、警戒するベトナム艦船とにらみ合いになるなど、緊張が高まっている。