内閣府は2020年度予算の概算要求で、沖縄振興費を3190億円とする方針を固めた。政府関係者が26日、明らかにした。概算要求額は18年度から3年連続の同額。増額されない背景として、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設問題を巡る国と県の対立が影響したとの見方が出そうだ。

 沖縄県の玉城デニー知事が要望する3500億円規模からは300億円以上低い額となる。政府は年末の予算編成に反映させる考えだ。

 沖縄振興費は、安倍晋三首相が21年度まで毎年度3千億円台を確保すると約束した経緯がある。18年度当初、19年度当初の沖縄振興予算はともに3010億円だった。