世界文化遺産の富士山の麓、山梨県富士吉田市で26日、夏の登山シーズンの終わりを告げる「吉田の火祭り」が開かれ、巨大なたいまつの炎が約19万人の見物客を魅了した。

 午後6時半、祭りを仕切る「世話人」が、北口本宮富士浅間神社に続く道に並んだ高さ3メートルのたいまつ約90本に順次点火すると、歓声が上がり、拍手が起こった。スマートフォンやカメラで撮影する姿も多く見られた。

 初めて見に来たという静岡県袋井市の農業安井高志さん(71)は「感激の一言だ。秋の訪れを感じる」と話した。

 祭りは毎年8月26日に開催。400年以上の歴史があり、「日本三大奇祭」の一つとされる。