【北京共同】トランプ米大統領が対中制裁関税の税率引き上げを表明したことを受け、中国の指導部や経済界からは26日までに、貿易摩擦の圧力は経済政策で対応可能だと主張する強気の発言が相次いだ。景気がさらに低迷するリスクを負ってでも譲歩はしない姿勢を改めて強調した。

 トランプ氏は26日、訪問先のフランスで記者団に、米中両政府の貿易交渉担当者が電話協議をしたことを明らかにし、中国との貿易交渉を「じきに開けるだろう」と述べた。中国との閣僚級貿易協議の早期開催に意欲を示したとみられる。さらに、対中関税引き上げを「延期する可能性もある」と話すなど、軟化姿勢も示した。