核兵器廃絶を訴える署名をスイス・ジュネーブの国連欧州本部に提出して帰国した「高校生平和大使」が24日、長崎市で現地での活動を報告した。「核の恐ろしさを訴え、共感を得た」と述べ、核廃絶に向けた行動を続ける決意を強調した。

 静岡サレジオ高1年の鍋田唯菜さん(16)は、1954年に米国が太平洋ビキニ環礁で行った水爆実験で被ばくした静岡県焼津市の遠洋マグロ漁船「第五福竜丸」について現地で紹介したと報告。「暴力から生まれる平和はないと信じ、活動を続ける」と意気込んだ。

 平和大使23人は8月中旬、約1年かけて集めた21万筆以上の反核署名の目録を提出した。