厚生労働省は23日、会社員が個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」に希望すれば簡単に入れるよう、制約を緩める方向で検討に入った。公的年金の給付水準が低下していく中、老後の資産形成をしやすくする狙い。社会保障審議会(厚労相の諮問機関)の部会で議論を始めた。

 運用結果に応じた年金を受け取る確定拠出年金は、掛け金を会社側が出す「企業型」と、一人一人が支払う「個人型」のイデコがある。現状は企業型に入る会社員がイデコを併用する場合、企業型の掛け金を引き下げるルールがあり、労使合意も必要となるため、イデコ併用が進んでいない一因となっている。