熊本県の蒲島郁夫知事は23日、文化庁を訪れ、世界最大級のカルデラ(陥没地形)を持つ阿蘇地域を、世界文化遺産の推薦候補とするよう要請した。

 同県や地元自治体は、カルデラ一帯に広がる草原の景観と周辺の街道、古墳群などを構成資産として、早期の世界遺産登録を目指している。

 要望書は「阿蘇の壮大で文化的な景観のみならず、火山地域の過酷な自然環境に向き合った人々の知恵の記憶を現在にとどめている」と遺産の価値を強調した。