北方領土返還要求北海道・東北国民大会が23日、札幌市で開かれた。道や東北6県などでつくる実行委員会が主催し、元島民や自治体関係者など約600人が参加。領土問題解決へ進展が見られない中で「これ以上、歳月を費やすことは許されない。四島一括返還の実現を目指し、粘り強く運動に取り組む」とする大会宣言を採択した。

 今年で48回目。登壇した歯舞群島・勇留島出身の坂本セツ子さん(93)=札幌市=は「元島民には四季折々の暮らしの中で、平和で心豊かな生活があった。他国の規制なく、自由に往来できることを願う」と訴えた。