難民認定しなかった処分を取り消す判決が確定したのに、事情が変わったとして再び認めなかったのは違法だとして、スリランカ人の男性(59)が23日、国に1100万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。

 最終的に認定されたのは、申請から12年以上たった今年1月。それまでの間、スリランカから子どもを呼び寄せたり、海外渡航できなかったりして精神的苦痛を受けたと主張している。男性は提訴後、東京都内で記者会見し「この間に母が亡くなった。会えなかったのが心残りだ」と話した。