長野県軽井沢町で静養中の上皇ご夫妻は23日、戦後に中国の旧満州から引き揚げてきた人たちが入植した同町の大日向開拓地を訪れ、野菜畑を散策された。

 ご夫妻は、旧満州に開拓のため送り出され、肉親を失い、帰国後も苦労を重ねた人々に長らく心を寄せ、引き揚げ者が戦後に入植した地域にたびたび足を運んでいる。大日向は3年連続の訪問。

 上皇さまは、サニーレタス畑で作業中だった農家の土屋正人さん(84)から今年は雨が多くて生育状況が良くないとの説明を受けると「それは大変でした」と声を掛け、美智子さまは「サニーレタスはよく食卓に出ます。サラダにようございますね」と話していた。