【ワシントン共同】トランプ米大統領は20日、宇宙船や探査機の推進エンジンや電源など、宇宙で利用できる原子力システムの開発を進めるようエネルギー省や航空宇宙局(NASA)など連邦政府の関係機関に指示した。トランプ氏は指示書で「原子力は宇宙における米国の優位性を維持するために必要不可欠」と強調した。

 原子力は小型化しやすく寿命も長いため、遠方を探査する機体の電源として使われてきた歴史がある。米国では打ち上げから40年以上稼働しているボイジャー1号などが原子力電池を利用している。将来は推進力としての応用も検討され、火星への有人宇宙船の飛行時間短縮が期待される。