【北京共同】中国人民銀行(中央銀行)は20日、企業が銀行から資金を調達しやすくする新たな取り組みを始めた。貸出金利を実質的に引き下げるための新指標を導入。米中貿易摩擦で冷え込む景気を下支えする。

 人民銀行がこれまで設定してきた、各銀行が企業に貸し出す際の目安となる「ローンプライムレート(貸出基礎金利、LPR)」に新たな算出方法を導入し、同日発表した。各銀行は新LPRを新規融資の目安とする。

 中国には新LPRを通じて貸出金利をより低利に誘導する狙いがある。新利率は1年物で4・25%と、現行の政策金利である貸出基準金利の4・35%を下回った。