【カイロ共同】スーダンの首都ハルツームの裁判所で19日、4月の軍事クーデターで失脚し、汚職などの罪に問われたバシル前大統領の初公判が開かれた。捜査当局者は、前大統領がサウジアラビアのムハンマド皇太子から2500万ドル(約26億円)を受け取ったと供述したと証言した。サウジ側の意図は不明だが、前大統領の自宅からは多額の現金が押収されており、入手経路や使途の解明が焦点となっている。ロイター通信が伝えた。

 当局者は、前大統領が他にもサウジ側から金銭を受け取っていたと明らかにした。一方、前大統領の弁護士は「不正に利益を得た証拠はない」と主張し、争う構えを示した。