広島県は2日、1999年6月29日に広島市などで発生した豪雨に伴う土砂災害で行方不明になっていた同県河内町(現東広島市)の勝冶孝治さん=当時(64)=の頭蓋骨が、同県三原市で見つかったと発表した。

 県警によると、息子と連絡が取れ、DNAが一致した。勝冶さんは99年6月29日午後6時ごろ、河内町内の県道を車で走行中、道路が約200メートル崩壊したのに巻き込まれ、車ごと沼田川に転落した。同乗者はおらず、車の一部が3キロ下流で見つかっていた。

 遺骨の発見場所は転落地点から25キロ下流。今年4月、川の中で遊んでいた女子中学生が発見、話を聞いた母親が110番した。