【北京共同】中国政府は2日、トランプ米大統領が制裁「第4弾」の対中追加関税を表明したことに反発、対抗措置の本格的な検討に入った。景気悪化への警戒感から日米欧中で株が売られ、世界同時株安の様相を呈した。米国が9月から輸入品3千億ドル(約32兆円)分に10%の追加関税を課せば、貿易摩擦が一層激しくなり、中国の景気をさらに下押しする可能性が高い。

 中国商務省は2日、発動されれば「報復措置を取らざるを得ない」と報道官談話で表明。中国外務省の華春瑩報道局長も記者会見で「大阪での米中首脳会談の合意に背いている。一切の結果は米国が負うことになる」と厳しく非難した。