【バンコク共同】フィリピンのラモン・マグサイサイ賞財団は2日、「アジアのノーベル賞」といわれるマグサイサイ賞を、タイで警察に拷問され死亡した人権派弁護士の妻で、主婦から人権活動家に転身したアンカナ・ニーラパイジットさん(63)ら5人に授与すると発表した。日本人は選ばれなかった。

 アンカナさんの夫は、タイで拘束された武装勢力メンバーが警察の拷問を受けているとして政府に調査を求めていた2004年、突然行方不明になった。後年になり、拷問され死亡していたと判明。アンカナさんは夫の失踪後、人権擁護の団体を設立し、活動を続けてきた。