インターネットで投資を募って企業に貸し付ける「ソーシャルレンディング」を巡り、虚偽の説明で出資を募った上、資金を不正に流出させたとして、23都道府県の143人と法人2社が2日、貸金業者「エーアイトラスト」(東京)や同社役員らに対して計3億4千万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。

 訴状によると、同社は高速道路工事や除染事業など9ファンドの出資を募ったが、貸付金が適正に使われているか確認せず、2017年2月から18年11月までに集めた52億円のうち、少なくとも約15億円が同社役員が実質的に支配する法人に流出したとしている。