事業用自動車事故調査委員会は2日、大阪市平野区の阪神高速道路松原線で2017年11月、大型トレーラーがタクシーに衝突し、乗客らが死傷した事故の調査報告書を公表した。トレーラーの運転手が所属していた運送会社では運行ルートの途中に乗るフェリーで飲酒するのが常態化。この事故の際も運転手は船内に持ち込んだ焼酎を同僚らと飲んでいた。

 報告書は、事故直後の呼気検査で運転手から基準値の2倍超のアルコールが検出されており判断力が低下していたと指摘。同社の安全管理がずさんだとして、船内での抜き打ち確認や出先でもアルコール検査ができる機器の導入などを再発防止策として求めた。