働きながら不妊治療を受ける女性の離職リスクは、非正規労働者が正社員の3・5倍―。順天堂大などの研究チームが不妊治療中の女性約1700人を対象にアンケートを行い、こんな結果をまとめた。治療と仕事の両立でも、正規・非正規の格差がうかがわれる。

 順天堂大の遠藤源樹准教授(公衆衛生学)は「会社側から契約更新を断られたり、派遣切りに遭ったりすることが非正規の離職の多さにつながっているのではないか。労働者側から会社に遠慮して辞めることも少なくない」と話している。

 チームは昨年8~12月、群馬、東京、福岡3都県の4医療機関に通院する女性にアンケートを実施した。