【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会は16日、インドが北部ジャム・カシミール州の自治権剥奪を決めた問題を協議する非公開会合を開いたが、結論を出せずに終わった。カシミール地方の領有権を争うインドとパキスタンの国連大使は会合に不参加だったが、会合終了後に相次いで記者会見し、議場外で非難の応酬となった。

 安保理メンバー国の大半は「2国間問題だと認識している」(ロシアのポリャンスキー国連次席大使)などと深入りを避ける姿勢。議長国ポーランドは安保理として何らかの意見表明をする構えだったが、断念した。