神戸市にある理化学研究所のスーパーコンピューター「京」の電源が30日に落とされ、その後解体される。本格運転から約7年。2021年ごろ運用開始予定の後継機「富岳」にバトンタッチする。

 理研によると、16日に外部の研究者や企業による利用を停止、30日にはシステム自体をシャットダウンし、式典を開催する計画だ。

 京は06年、政府主導で開発が始まり、約1110億円かけて12年に完成した。毎秒1京回(京は兆の1万倍)の計算能力を持ち、国内外の研究機関や企業などに活用され、生命科学や医療、防災の研究のほか自動車メーカーなど産業界にも貢献してきた。