大型の台風10号は16日、日本海を北寄りに進んだ。台風を取り巻く発達した雲が東日本から東海にかかって雨が続いており、気象庁は土砂災害や河川の増水・氾濫に厳重な警戒を呼び掛けた。台風接近で北日本(東北や北海道)に台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込んで大気の状態が不安定になり、17日にかけて大雨や暴風、大しけの恐れがある。

 日本海側では台風に向かう風が山を越え、熱風が吹き下ろす「フェーン現象」も発生。新潟県糸魚川市では15日、未明や深夜も気温が下がらず最低気温31・3度を記録し、最低気温の最も高い記録を更新。16日は東北の日本海側で早朝から気温が上昇した。