終戦から74年となった15日、列島各地で戦没者の追悼行事が開かれ、人々が平和を守る決意を新たにした。令和初めての全国戦没者追悼式では、戦後世代の天皇陛下が「深い反省の上に立って、再び戦争の惨禍が繰り返されぬことを切に願い」とお言葉を述べ、非戦を祈り続けた上皇さまの姿勢を受け継がれた。戦後世代が人口の8割を超え、戦争経験者が急速に減る中、戦争の記憶の風化が懸念される。

 東京都千代田区の日本武道館で開かれた式典には、遺族約5千人が参列。世代交代が進み、参列した妻は数人にとどまった。参列を予定していた遺族の3割を戦後世代が占めていた。