政府は15日の閣議で決定した答弁書で、安倍晋三首相が7月の参院選の街頭演説で立憲民主党の枝野幸男代表を「民主党の枝野さん」と所属政党を言い間違えたことについて、公選法に違反するかどうか明言を避けた。

 立民の熊谷裕人参院議員が質問主意書で、公選法が禁じる「虚偽事実の公表」に当たるのではないかと指摘。答弁書は「該当するか否かについては、具体の事実に即して判断されるべきものと考える」と回答した。

 首相は演説で言い間違えた際「党がどんどん変わるから覚えるのが大変」などと釈明。枝野氏は「党の略称は『りっけん』だ。誤解されると別の党への投票になる」と批判していた。