滋賀県長浜市の長浜城跡で、1600年以前に、豊臣秀吉が城主だった時期に造られた可能性がある石垣の一部が見つかった。長浜市が14日発表した。市によると、これまで想定されていた石垣の範囲の53メートル東側で、本丸の区画がより広かった可能性を示すという。

 長浜城は、秀吉が天下統一を果たす上での「出世城」として知られる。秀吉が1574年ごろから築城したが、調査した中井均滋賀県立大教授(考古学)は「ほとんど遺構が残っていない長浜城にとって、本丸の輪郭を知る上で重要な成果」と話している。