愛知県で開催中の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」で中止になった企画展「表現の不自由展・その後」を巡り、経緯をただした企画展の実行委員会の公開質問状に対し、芸術祭の実行委会長を務める大村秀章知事が回答した。中止の決定について、テロ予告や脅迫とも受け取れる内容の電話が殺到したための「緊急避難的措置」とした。企画展実行委が12日、回答を公表した。

 回答は10日付。抗議電話を想定し、県庁などでは録音機能付きの電話の設置や職員8人の増員など「通常の国際芸術祭で必要な対応以上の対策を講じた」と説明。「対応できない状況を招く結果となってしまった」と釈明した。