乗客乗員520人が亡くなった1985年の日航ジャンボ機墜落事故から34年を迎えた12日、遺族らが墜落現場となった群馬県上野村の「御巣鷹の尾根」に慰霊登山した。麓の「慰霊の園」では追悼行事が営まれ、520本のろうそくに火をともし、墜落時刻の午後6時56分に合わせて参列者が全員で黙とうした。事故現場周辺は終日、鎮魂の祈りに包まれた。

 日航を含む国内航空会社では昨年来、パイロットが乗務前の呼気検査でアルコールを検出する不祥事が続発。日航の赤坂祐二社長は墜落地点に立つ「昇魂之碑」で献花後に取材に応じ「乗務員の意識改革をきめ細かくやっていく」と述べた。