タクシーの車内から現金などを盗んだとして、無関係な女子大学生を窃盗容疑で誤認逮捕した愛媛県警への批判が強まっている。大学生側は、自白の強要とも受け取れる取り調べや、ずさんな捜査が原因と指摘。中村時広県知事も「重大な人権侵害」と言及した。県警は謝罪し再発防止に努めるとしているが、識者は「専門家の検証が必要」と話している。

 事件は1月9日未明に起きた。犯人とみられる若い女が松山市の路上でタクシーの助手席から降りる際、運転手のバッグを盗む様子がドライブレコーダーに写っていた。女は後部座席にいた3人とともに、近くのアパートに入っていった。