青森市の浅虫水族館は10日、11日から公開予定となっている完全養殖のクロマグロの稚魚が、大量死したと発表した。大分県佐伯市の日本水産中央研究所大分海洋研究センターから無償提供されたもので、7日に到着した約2900匹中、約2800が死んだという。

 完全養殖のクロマグロの稚魚は採卵、ふ化、養殖、産卵のサイクルをすべて人工的に行ったもので、展示は国内水族館として初めての試み。

 水族館によると、体長5~10センチほどの稚魚を研究センターから約31時間半かけてトラックで陸上輸送。7日深夜に到着して以降、稚魚の死が続いていた。飼育の知見が少なく、対応は手探りという。